『ゆうきの里・さんさん』は、山形県高畠町にあるログハウス風宿泊施設を備えた、人と自然が融合する新しいコミュニケーション広場です。
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ゆうきの里・さんさん
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山形県東置賜郡高畠町
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(8:30〜17:00)
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まほろばの里農学校

まほろばの里農学校は、いのちと環境を大切にする生き方・社会のあり方を自由に学ぶ「たかはた共生塾」が主催する農業・農村体験プログラムで、食べ物の成り立ちや農ある暮らし、作物がどのように作られていくかを、実際の農作業や民泊を通して参加者に知ってもらおうというものです。
このプログラムをきっかけに高畠町へ移り住んできた人も多く、有機農業の発信地として多くの高畠ファンを生み出している。

  まほろばの里農学校に参加しての感想
   A:「まほろばの里農学校」に参加しての感想、 B:これからの農学校への提言や思いについて
第19回まほろばの里農学校・前期参加者感想文
山形県米沢市 S・Tさん
A:今回この農学校に参加させていただき、有機農業の大変さを実感すると共に大切さを学ぶことができました。
1日目の講座では農業の現状と共生塾の取り組みを教えていただきました。私が生まれた35年以上も前から有機農業を実践され、遺伝子組み換え作物反対の取り組みなど、今日に至るまでの苦労は並大抵のものではなかっただろうと想像できました。
 2,3日目は同じ参加者のNさんと一緒にN塾長のお宅にファームステイさせていただきました。家庭菜園レベルの農作業には慣れていましたので、問題はないと考えておりましたが、それは最初から覆されてしまいました。作業は田んぼの除草機押しでした。最初は田んぼを歩くのがやっとで、除草機を押すことができませんでしたが、30分くらいにようやくコツが掴めてきました。その日は3人で7枚の田んぼの除草を行いましたが、正直高校時代の部活を思い出すくらいしんどかったです。でも休憩時のジュースや水、その日の晩ご飯は格別の味でした。肉体労働は食べる喜びを再認識させてくれることを改めて実感しました。
 3日めはあさ4時くらいに目が覚めたのですが、N塾長は朝仕事にお出かけになるところで、昨日の疲れを感じさせないそのタフさに脱帽しました。その日は豆の苗植え、ぶどうの木の根元の草むしり、リンゴの摘果を行いました。2日間塾長宅にお世話になり、多くの仕事をほとんど2人でこなしているN塾長夫婦を尊敬すると共に、美味しい料理などのおもてなしをしてくださったN家の皆様に感謝を申し上げます。
 最終日はN様のお宅の畑作業のお手伝いをしました。かぼちゃ、トマト、ナスなどにカヤやワラ敷きを行いました。かぼちゃのワラを敷き終わった後は、みんなでワラの植えに寝っ転がり、写真を撮りました。ワラのベッドは気持ちよかったです。N様の畑はコンパニオンプランツを植えたり、プラスチック製品も使わないこだわりようで、色々と勉強させていただきました。
 今回の体験では、農薬を使うことが当たり前の現代において、有機農業を実践して行くにはしっかりとした考え方、強い意志が根底にないとできないと感じました。今回の参加者の中で一番高畠に近い米沢市から参加させていただきましたが、お隣の高畠でこのようなすばらしい活動を行っていることに同じ置賜人として誇りに思います。後期もよろしくお願いいたします。 
宮城県仙台市 S・Nさん
A: 前期のまほろばの里農学校に参加させていただきありがとうございました。農学校に参加して、自分は農業のことを全然知らなかったんだなと思いました。農学校のおかげで農家や農村に対する認識がよい意味で変わったと感じています。
 農家での体験では、僕は元々、農家というのは、単一の品種または少品種の作物を栽培しているのかなと思っていたのですが、Sさんのお宅では、菜園や鶏舎に案内していただき、様々な作物を栽培していることが非常に新鮮に感じました。また、色々なお話を聞かせていただき、農家の日常というものは、様々な仕事から成り立っていて、様々に工夫しながら営まれているものなのだなと感じました。
 そして農学校で出会った高畠の人たちは、とても気さくで、端的に言ってしまうと「いい人」ばかりに感じました。僕自身は、農村に対して「ものいわぬ農民」とか農村は保守的・閉鎖的であるというイメージを持っていた面があるので、農学校に参加する前は、うまくやっていけるのかと少し不安を感じていたのですが、おかげで不安を感じることもなく4日間を過ごすことができました。
 農学校の初日に、N塾長から戦後の日本の農業の置かれた状況と高畠町の有機農業運動の沿革についてのお話を聞かせていただき、日本の農業が非常に厳しい状況におかれているということを強く感じました。特に、米1俵1万2千円というのは、確かに栽培に要する手間や、田んぼがあることによって地域の環境や景観が維持されていることを考えると、低すぎる価格なのかもしれないということを感じました。「農」は生きることの根幹を支える重要な営みだと思うので、自分自身もできる範囲で農業を盛り立てていければと思いました。
 とりとめもなく書かせていただきましたが、4日間の経験を通し、農業に対する見方が大きく変わり、自然の中で汗を流しながら働くことのすばらしさ、一休みしたときや仕事が終わった後の爽快感は、なにものにも代え難いことだと思いました。そして、なぜ、高畠から有機農業運動やこの農学校を始めとして、立教大学の栗原彬先生から蔵書を寄贈されたりと、新しいことを行ったり、様々な外部の人をも巻き込むほどの魅力ある活動が生まれてゆくのだろうか?と不思議に思いました。
 あと、お米や野菜の味がとてもおいしかったのが印象に残っています。普段は肉や濃い味付けのものばかり食べているのですが、これからは薄めの味付けで、野菜中心の生活も悪くないなと思いました。
B: 農学校のよいところは、新規就農を考えているといった人から、農作業にちょっと興味があるといったレベルの人まで色々な人に幅広く門戸を開いている点だと思います。僕のように農業に接する機会が全くない人も大勢いると思うので、あまり気負わずに農業と接することができる機会があるのは非常にありがたいと思います。もちろん、準備には大変な手間がかかっているように感じましたし、参加費用も高くはない(むしろ安いくらい?)ので、準備する方々にとっては持ち出しの方が多いのかもしれないですが……。しかし、農作業の体験だけでなく、農業者の方々との交流、有機農業についての思いを聞かせていただいたりと、様々な面から農に触れる機会というのは貴重なので、今後も農学校という形式であれ、何らかの形で交流する機会を設けていただけたらと思いました。
茨城県取手市 S・Kさん
A:“まほろばの里農学校”への参加は、星寛治氏の著作との出会いがきっかけでしたが、申し込むにあたり少しばかり迷いがありました。年齢のことや体力のこと、そして自分にはできるだろうか、などなどです。しかし、何事も“案ずるより産むがやすし”で今は参加してよかったと思っています。
 まずお世話になった農家の方々には、普段家庭菜園ではできないような経験をさせていただきました。また作業の合間に交わす言葉の中にも学ぶべきことが数多くありました。自分自身では、家庭菜園で幾らかは慣れているつもりでしたが、農家での仕事は規模も大きく戸惑うこともありご迷惑をおかけしたことと思います。仕事のあとに温泉に行き同じ湯につかったこともよい思い出です。そして、一緒に参加した人たちとは世代を越えたおつきあいができたこともよかったことと思います。
 また、初日の塾長の講義も“農”への熱い思いが込められており、実践者のお話をじかに聞くことができたよい機会でした。
 余談になりますが、帰りの新幹線の窓よりなんとなく見る景色のうち、かつては田や畑であったであろう所に工場や家々が立ち並び、先進国といわれる国の中では最も低い40%という食料自給率になってしまったこの国、政府は幾らかでも自給率を上げようとしていますが、耕作放棄地などを使っても果たしてどの程度上げることができるのでしょうか? 例えば耕作地を広げるために、この国の自然をこれ以上破壊しないでほしいと思いながら帰ってきました。
 最後に、今回参加して知り合った仲間や、お世話になった方々との縁をこれからも大切にしていきたいと思っています。
B:“農学校”も今回で19回目を迎え、今までに参加した人たちは延べ数百人になるかと思います。中には高畠に根を下ろした人たちや、リピーターとして農学校に参加している人もいるようです。それらの人たちは高畠との縁を深めているわけですが、その他の人たちはどうなのでしょうか?
何らかの形でネットワーク作りをされているのでしょうか?
あるいは、年に一度でも(農閑期に)週末を利用して交流会など企画されてはいかがかなどと思っております(余計なことかもしれませんが)。
千葉県白井市 S・Oさん
A:高畠町に伺い、農学校の皆さんの温かい支援に触れ、「有機農業の基本は『顔の見える関係』にあるのだな。一番大切な芯の部分は人と人との関係にあるのだなー」ということを実感しました。先祖代々続く農家さんの家屋を見たり、そこで今もご家族が一緒に暮らし、家族で農作業をされているところを見、「農業は私たちが生きて、生活していく上で、本当に基本になるものなのだな」と思いました。農業の最初の姿は「家族のために、家族が食べるものを家族で作ること」だったのだなということを感じました。小さい頃から食べ物は「買うもの」だった私にとっては、そういう当たり前のことを実感した体験でした。
 ホームステイ先の農家さんがありったけの旬の野菜や自家製の食材で工夫してつくってくれたご飯のおいしかったこと! 種取りしながら作物を作り続けているところやまわりの方へ苗を分けているところを見て、生活の一つひとつのことをすべて自分の手で丁寧に行っていて、「本当に実のある暮らしだなー」と思いました。東京に戻ると、町がどれだけ賑やかでも、店頭に並ぶ商品がどれだけたくさんあっても、なんだか皆くすんで見えました。生きていく上でもっとも必要な食べ物を作ることを他人まかせにし、誰かが作ったもの、よく考えればそれほど必要ないのかもしれないものをたくさん買いながら、ストレスを発散してゆく……上っ面だけの暮らしに見えてしまったからです。
 農家さんの『一生懸命作ったものはそのことをきちんと理解してくれる人に食べてもらいたい』という言葉も印象的でした。「自分が精魂込めて全身で作ったものはそれを理解してくれる人と分かち合えたら本当にうれしいだろうな」と思いました。これはどんな仕事にも当てはまることだと思いますが。
 そして、大勢の皆さんがスタッフとして登録・参加されていて、夕食時には必ず我々の疑問に答えていただけるような場を設けていただき、地域のグループ全体で有機農業に取り組んでいらっしゃるところ、外の人間にもその取り組みがひらかれているところ、その大きく温かい様子がとてもうれしかったです。また、何といっても野菜や米のおいしいこと!用意してくださった料理のおいしいこと!農家の皆さんの豊かさ、山に囲まれた自然と共にある暮らしの豊かさを感じました。
 様々なことが分業化され、その一つ一つが仕事になっている首都圏には有機食材専門店や宅配事業者などがあります。これらを利用する消費者も『有機』のことを良く理解している人から、単に安全なもの、特別なもの、良いもの、おいしいものをお金で買っている(本人はそう思っていないかもしれませんが)だけになっている人まで様々な人がいると思います。今日の女性の就労状況(共働き、残業)や社会システム(生産者と消費者が分かれ、お互いのことを知らない。仕事が分業化されている)を考えると大勢の人に有機食材を供給し続けることはだいじなことだとは思います。が、まずは「お互いに顔の見える関係の中で、食べ物を作り、それを利用させていただく」という関係が基本にあるべきなのだということを実感できたことがとても良かったと思います。
 店頭の「誰々さんの作ったにんじん」といった「顔の見える関係」風のポップにも消費者が慣れてしまっている今日、「次は消費者が生産者と実際に顔を合わせたり、農作業を体験する機会を設けることがとても大事なんだろうなー」と思いました。
B:春夏秋冬開催するというのはいかがでしょう? 1年通すとより様子が分かるようになると思うのですが。
 帰りがけにたかはた文庫を見学させていただきました。志を持ち次々に活動をすすめていかれているところ、本当に素晴らしいと思いました。秋の収穫時が楽しみです。何かあったら原点に戻るために、毎年伺いたいような場所でした。
京都府京都市 H・Kさん
A: 今回、初めてTさん宅で、リンゴ、ブドウの摘果作業をさせてもらいました。気の遠くなるような作業の果てに、あのリンゴがブドウが出来上がるのかと、体験したことで少しわかった気がします。自宅を開放して家族のように扱ってくださって、とても嬉しかったです。私がもし逆の立場だったら?です。大きな心で迎えてくださって感謝です。
 “新まほろば人”のNさん夫妻も変わらぬ熱心さで、大変さも楽しさに振り替えて、高畠に住んでいる幸せを感じさせてくれました。
 カメラマンのUさんによるDVDを見ながら、男性たちの水田での奮闘ぶりに改めて男性のパワーを感じました。Uさん、立派な記念品をありがとうございました。良い思い出ばかりで、私も今年後半は、また、介護の仕事で頑張ります。
追記 ごはんがおいしくて、朝からおかわりをしてしまった。
B:高畠も高齢化問題を抱えていると聞く中、Tさんの息子さんが跡を継ぐという話を伺い、とっても心強く思いました。有機農法を理解して、やってゆく気持ちのある若い人が一人でもいるということはなんと心強いことでしょう。Mさんのような若い人がいることも心強い。
 もっと農のことを勉強したいし、有機農法の歴史や農薬や、種の話など詳しく聞きたいと思った。農業のグローバル化がどこまで進んでいるのか、種子の遺伝子組み換えの問題など、わからないことだらけ。若い後継者がどう考えているのか聞きたい。
 体験を通してますます有機米は安くてうまいと思う。いろいろな職業の人、年代の人が体験することで、食に対する考え方が正しくなっていくのではと思う。私の中では、農学校の存在はとても大きい。値打ちのあるものは、手間ヒマかけないとできないものだとよくわかるし、数日でも、シンドサと楽しさを体感できるのは、何より楽しい。受け入れ農家さんには感謝している。有難うございました。
鹿児島県鹿児島市 M・Nさん
A: 17・18・19・20日の4日間、大変お世話になり有難うございました。70歳になって初めて知ったこと・体験したこと、覚えたことなどなど、多くの収穫のあった農学校でした。
 第19回農学校は少ない人数でしたが、それぞれスタッフの方や農家の方々に触れ、すばらしい思い出ができたのではないでしょうか。
B: 我々お世話になるものにとっては高畠で生活の一つひとつが思い出となって残ってきますが、スタッフや農家の方々はいかがだったでしょうか。第20回で終わりになるのではということも聞きましたが、私たちにとっては残念な思いもありますが、しかしスタッフの方々や農家の方々にとっては大変なことではないのかなあという思いもあります。
千葉県船橋市 M・Oさん
A: きれいな空気、きれいな水、朝起きると、カエルが“オハヨー!!”といってくれてるようです。ベランダを出ると、ウッドデッキや物干しざお、そこかしこに可愛いカエルが姿をあらわして、なんとも愛らしい光景でした。夜はカエルのオーケストラで眠りにつきました。自然の中にいだかれて、本当に幸せな時間を過ごすことができました。朝寝坊の私が、3日間、5時起きできて、自分でもびっくり。まったく農業経験がなくて、最初不安でいっぱいでしたが、受け入れてくださったAさん、Nさん、Tさんの親切なご指導で何とか農作業をすることができました。私を除く参加者の方はみんな農業経験者で、とても詳しくて啓発されました。私も、もっと勉強して質問できるように頑張りたいと思います。
高畠のお料理は、とてもおいしくてつい食べ過ぎてしまいました。ごめんなさい。大変お世話になりました!! ありがとうございました。
B:こんなに立派な条例があるのにびっくりしました。やっぱり有機農業の町なんですね!! 参加してとっても良かったので、ぜひこれからも「農学校」続けていってほしいと思います。私も少し成長できたかなぁ〜。この「農学校」を通じて、少しでも農業について理解を深める人が増えてくれるといいなぁと思います。
第19回まほろばの里農学校・後期参加者感想文
京都府京都市 H・Kさん
A: 若い女子大生が多く参加していて驚きました。皆さんまじめで、60歳の私は、共通の農業体験を通して年齢差を超えた心の交流ができたと嬉しく思っています。
 今回は、Tさん、Kさん宅で、リンゴの袋はずし、春菊・青菜の種まき、牛の冬の飼料になるトウモロコシの刈り入れ(T宅)、稲の間の雑草取り、稲の手刈り(K宅)を体験できました。両家とも3世代同居の家族経営というのか、協力し合って暮らしている姿がまぶしく見えました。そして、あぜ道で見た山の端に沈む太陽の大きかったこと、赤かったこと。高畠で出会った人情、光景は私の宝です。
B:食べ物は安心して、おいしく嬉しく食べるというのが私の理想です。私自身は今、地元の低農薬米を食べているのですが、本来は無農薬米を食べたいと思っているし、無農薬野菜を食べたいと思っています。そして少しだけ自分でも作っています。
 35年前の貴重なビデオを見せてもらいました。その頃からの活動が今に通じているのか、そして、その活動を続けてきた人たちと、私は今、会っているんだと、その幸運に勇気づけられました。高畠は大勢の人の前で体験を通して農業の歴史や実情が話せる人が多いのが心強いです。
 そして、出されるごはん、料理が何よりおいしい。安心・安全有機米は何よりもおいしくて、人の気持ちを和ませます。都市と農村を結ぶ“Face to Face”ができる農学校、続けてほしいです。
感謝!
大阪府堺市 I・Tさん
A: いい空気を吸い込みながら農作業に汗を流し、腹が減ったら自然の力で育てた作物を食べ、温泉で疲れをいやす。そんな人間らしい生活の一端を実感できて爽快な気分になりました。そのような中で高畠の環境は、生き物や作物、人が生命力に溢れているなと感じました。特に人については、生産性や経済性よりも、人の生活や環境に対して先進的な考え方や知恵を持っておられて、何より熱意を感じました。何しろ楽しい時間でしたので、あっという間の4日間でした。もっと色んなことをやってみたい、色んな人と出会いたいと素直にそう思いました。今回の経験を得て、これからも日々精進していきたいと思います。
B: 今回、本の数珠つなぎでたまたま高畠町や農学校の存在を知ることができましたが、環境問題や農業に多少なりとも関心のある人が増えつつある中、なかなかそういう機会にたどり着けないのが現状だと思います。こういう実体験を通じて改めて考えなおす機会がもっとあればいいと思います。
 そのためには前期・後期だけでなくもう少し回数を増やしてより多くの人に体験してもらえるようにしていただきたいです。また全国各地で行われている農業関係のイベントやフェアにも情報を発信していただいて、高畠の環境や精神を全国に広めていけたら素晴らしいと思います。受け入れ側は大変だと思いますが、門戸をもっと開いてほしいと感じました。
 最後に、大阪からは少し遠いですが、また高畠を訪れたいと思います。今回お世話になりました遠藤さんを始め、高畠のみなさんには感謝しております。本当にありがとうございました。
千葉県船橋市 M・Oさん
A: 山形での農業体験は私にとって農業とふれあう初めての経験でした。農学校に参加するまで、雑草と稲の区別がまったくわかりませんでしたが、前・後期を通して、やっと少し見分けがつくようになったかなと思います。今まで何気なく食べていた食物が、こんなに大変だとは思いませんでした。何もわからない私に、丁寧にご指導してくださり、受け入れてくださった農家の方々、本当にありがとうございました。貴重な経験をさせていただいたことに、深く感謝しています。自然あふれる環境と高畠の方の温かい人柄に、心身ともにいやされました。そして、農学校に一緒に参加した方々からも、すごくいい刺激を受けました。普段出会うことのない方々とお話しする機会を与えてくださったことに、また、心よりお礼申し上げます。魅力的で才能あふれる人たちと出会って、自分がすごく小さく見えました。もっとたくさん勉強して、有機農業についてこれから学んでいきたいと思います。
B: ぜひ今後も続けていってほしいと思います。農業体験を通して、改めて農業は人として生きるための基本だと思いました。息を吸うのと同じように、植物を育てていくのは、当たり前のことなんだなと思いました。都会に住んで、虫嫌い、土嫌いの人が増えていく中で、このような農業とふれあうことができる学校は必要だと思います。自然豊かで素晴らしい高畠、そして何より心温かい人のいる「農学校」で1人でも多くの人に感動を伝えていってほしいと思います。
東京都立川市 M・Kさん
A: 前期は参加できなかったので、後期は楽しみにしていました。初めての人・場所・会だったので、緊張しましたが、2日間たっぷり農作業できるというのが、何よりもわくわくすることでした。終わってみて感想は2つあります。
1つは、やっぱり農作業は私にとって楽しいということ。もちろんそれも毎日だったら、本当に私にできるだろうかという厳しさも体感しました。重くなる体、体力が続くか、と。でも虫や土、空や風と一緒になって自分も働く、生きている、いのちの一員として。そういうすがすがしさが農作業にはやはりあります。そしてその中で自分のいのちを生かす食べ物(これもいのちですが)を作らせていただいている。一つ一つの作物、お米の粒への思いが深くなるのを感じました。東京に帰ってもしばらくは、今日もあの田では稲刈り、杭掛けが続いているのだなあ、と体が半分高畠にある感じでした。
 2つ目は、初めて有機農業の歴史と、それを担ってきた方々の思いなどを直に学ばせていただき、自分には何ができるだろうという思いを持ったことです。初日のWさんのお話、NHKのビデオ、そして実際の農作業を通じて農家にも消費者にも良い農業をしたいという深い思いと、しかしそれを実現していく厳しい道のり、そして現状を私なりに、本当にほんの一部だと思うのですが、感じることができました。では、私は東京にいて何ができるのか。宿題をもらった思いでもあります。2日間、農家の方々の生活に入らせていただいたことで、本当に本やニュースで知るだけではわからないことを体験として学ばせていただけたと思います。
 田んぼ、畑、牛など生き物を相手に、家族もありながらの休みのない毎日の大変さ、労働の厳しさ、しかしそこに同時にある喜び。しかし、未来に向けては、農村だけでなく多くの様々な分野の人々の関心と問題意識がいるという現状を、本当に体験したからこそ、考えていけるきっかけをいただいたと思います。
 東京に帰り、電車で若い人々を見るにつけ、高畠では60代の方々が今日も稲刈りをしているかと思うと、こういう若者が農村に関わるきっかけが本当にあると良いなあと思ったりもしました。お世話くださったすべての方々、送迎や朝食・夕食を用意してくださった方々、受け入れてくださった農家のみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。
B: お世話になった農家さん、自分が行ったところだけでなく、他の方の作物を買わせていただける機会があるとよいと思いました。最後の日にその場で買わせていただければ、他のおみやげを買うより、何よりよいおみやげになると思いました。または、それぞれ家に帰ってからでも注文できるような案内などがあると、日常の中でも高畠の皆さんとつながっていられると感じました。
東京都新宿区 N・Oさん
A: 今回の高畠農学校は、私にとって、とてもすがすがしいものでした。Nさんのお宅でお母さんに怒られながら太陽の下でひたすら杭掛けをして、たくさん汗をかいて働かせてもらいました。休憩時に食べたスイカがみずみずしくて、冷たくて、おいしくて、黄金色の稲穂が美しくて、山の中に沈む夕陽が美しくて、ご飯が美味しくて、お酒もおいしくて、温泉も気持ち良すぎました。心身ともに、すがすがしくなりました。本当に、ああすがすがしい、と、解放された思いでいっぱいでした。
 4月から社会人として働き始め、農水省という大きな組織の中で、組織のために馬車馬の如く激務をこなす日々を送っていますが、1つの組織の中でも、それぞれの課の立場の違いから、ぶつかることは日常で、ぼろくそにいわれるばかりで、けんかして戦わなければ自分を守れない、自分を守るためにウソをつけるようにならなくてはならない、そう思っていました。都会は嫌だ、と思っていました。しかし、今回の農学校で、その思いはふっきれました。
高畠にもそういった人間関係のいざこざや対立があること、むしろ40年間あらゆる戦いの歴史を積み重ねてきたことを知らされました。Eさんは農協でずっとつらい思いをしてきて、職場で怒られたら、すいませんと頭を下げながらも、心の中でバカヤロウと思ってきたこと。けんかをしても関係を壊すだけだから、謝っておきながらも、しっかりと自分を信じて貫いて、こうやってここで今生きている。そのことを知り、Eさんは強いなと思わされました。
 N塾長が閉校の言葉だったか、「和を以て尊しと為す」と言ったとき、戦ってきて、和の難しさを知っている人の言葉であるが故に、ずしっと重みを持って私の心に響きました。この高畠にも当然のように人間同士のぶつかり合いがあり、その中で自分の生き方に堂々とし、かつ和を作ろうとしている人かいることが、とてもすがすがしく思えました。
 高畠に来たのは4回目ですが、今回は農水省員として訪れる初めてでした。Wさんから農政についてお話をうかがいましたが、“自立”をめざす高畠の有機農業者にとっても、国の農業政策は大きな影響を及ぼしていることを実感させられました。また、カルタヘナ議定書が、高畠町の遺伝子組み換え作付け禁止の規定を成立させない力を持っていたことなどを知り、自分の仕事と、高畠のつながりを感じさせられ、地味な農水省の仕事に、いっそう責任を感じざるを得ませんでした。
 こんかいの高畠滞在で、今までと1番違ったのは、集まってくる人たちとの出会いでした。年代も出身も多様ですが、皆、何かしら高畠に惹かれていて、どこかで深く共鳴できるものを持っていました。私が最近思っていること、これから有機農業を薦める理論の基盤は「生物多様性」にあると思うという話をすると、深く賛同をもらい、自信にもなりました。
 私にとっては、いろいろと感じさせられた3日間となりました。いつも外の人を積極的に受け入れようと、協力を惜しまない高畠の多くの人に、心より感謝します。有機農業という生き方と、それが社会をよりよい方向へ変える可能性に魅せられ、高畠という町とそこにいる人が大好きな私は、まだまだ自分の生き方が見えないながらも、前に進む元気をもらえました。是非また訪れさせてください。
千葉県船橋市 R・Tさん
A: スタッフの皆様、受け入れ農家の皆さま、大変お世話になり、ありがとうございました。30年前に帰ったような、なつかしい感じがしました。その反面、農政の問題、環境問題の深刻さについていろいろな方から話をお聞きし、厳しい現実を再認識しました。特に今年の異常気象による作物の不作は、まさに「依正不二(そこに住む人の心の状態がそのまま国土・環境に反映され、今度はその国土・環境が人々の生活に大きな影響を与えるというような意味です)」と感じました。
 思いがけないご縁もあり、また、いろいろな方と知り合えて有意義な4日間でした。大好きなデラウェアが食べられてうれしかったです。
山形県米沢市 S・Tさん
A: 今回一番印象に残っているのは、2日目夜に見せていただいた35年ほど前のVTRです。若かりし頃のHさん、Nさん、Eさんたち有機農業研究会の原点を垣間見ることができました。減農薬の広がりや野菜の高騰により、ようやく規格外野菜が注目されている昨今、当時の皆様の主張は今でも通用する内容。前期・後期と農作業を体験させていただきましたが、有機農業の作業は決して楽とは言えず、普通の人だったら途中でくじけてしまうだろうと思う厳しい作業もありました。なぜ皆さんは35年以上ぶれずに活動してこれたのか、その答えは共生塾の方々とお話しさせていただく中でわかったような気がします。それは信念、志、哲学があるということです。それらがあるから継続でき、たくさんの人々の共感を呼ぶのだと思いました。正直自分は日々の生活の中で信念、志、哲学を貫いて事に当たっているかと考えると、正直自信がありません。今回参加したことで、有機農業の重要性だけではなく、自分の人生も考えさせられる体験になりました。最後に共生塾の皆様に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
B: この学校を運営するのは大変かとは思いますが、是非今後も続けていっていただきたいと思います。
新潟県新潟市 M・Sさん
A: 安くて安心、安全なおいしいものが食べたい、と思うことは簡単ですが、そういった農産物を作ることがいかに大変であり、手間がかかるのかを思い知らされた、というのが率直な感想です。私は2日間とも稲刈りさせていただいたのですが、どちらの家でもコンバインには頼らず、杭掛けをして自然乾燥させる方法をとっていました。どんなに汗をかこうが、どんなに腰が痛くなろうが、すべてはよりおいしいお米を消費者に届けるためです。食べ物の背後に、これだけの労力や思いがあることを、どれほどの消費者が気づいているのでしょうか。私は今回の経験が、正直生き方まではいかないにしても、自分の食生活を見なおすきっかけになったことは間違いありません。
B:まず驚いたのが、どの参加者の方々も“食”や“農”に対しての意識が高く、さらには共生塾や高畠の将来まで案じていたことです。交流会などが終わってログハウスに戻ってからも、高畠という地域について熱心に話し込む姿には、地元民の私としてはうれしくもあり、不思議な気持ちでした。全国からこうした高い意識を持った方々が集まる一方で、高畠町や山形県の人々には、農学校を始めとする共生塾の活動やその価値が、今ひとつ知られていないように感じます。有機農業の里として全国的に高い評価を得ていながら、その地域に住む者(特に若い世代)がそれに気づいていないというのは非常に残念でなりません。
 最後になりますが、共生塾の皆さん、ホスト農家の方々、そして受講生の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
茨城県取手市 S・Kさん
A:家庭菜園を始めたころの私は(無知にも)土を耕し種をまき肥料をやれば、作物はできるなどと思っていました。しかし、次第に人の体の根本は口から入るもので作られ、またその多くは田や畑からできるものである、そうであれば米や野菜などを育てる土の健康こそ大切であると思うようになりました。(遅すぎるかもしれませんが)
 “まほろばの里農学校”前期・後期に参加し多くの人々と接し話を聞き、また田や畑に出て作業をするうちに食の安全についての思いをますます強めていきました。そんな中、後期2日目の夜に見せて戴いたビデオ“消費者は王様にあらず”には“たかはた共生塾”の幹部の若き日の姿がありました。そこで語られている内容は今日においても少しのブレもなく同じことを語り実践している姿には敬意以上のものを感じました。
 また最終日、閉校式のあとに連れて行って戴き上和田より見た“まほろばの里”の美しさは今でも瞼の裏に残っています。誰かが“思わず童謡を歌いたくなる風景”と言っていましたが、忘れかけていた日本人の心を思い出させてくれる美しさでした。いつまでも皆で大切に守っていかねばならない“国の宝”だと思いました。
B: 受講生の内、“家庭菜園”をやっている人たちも多くいることと思います。できれば、全体講義の中で堆肥やボカシの作り方、あるいは土について教えていただければと思います。
第22回まほろばの里農学校・後期参加者感想文
静岡市 G・Yさん
A:私は第1日目はNさん、Aさん、2日目はNさんのところで農作業をさせていただきました。1日目は水路掃除、水田あぜ道の刈草整理、タカキビ収穫、薪割りをさせていただきました。農作業、生活に必要な作業にはいろいろあることを体験できました。お米の無肥料栽培の話を聞けたこと、お金をかけずに自分たちでやるところを見れたことはためになりました。
2日目は稲の杭掛けをやりました。日差しが強く風も少なく、素人には厳しい作業で、最後までできるか心配でしたが、一緒に働く人と色々な話をしながらやったおかげで、やり終えることができ、大きな達成感を味わうことができました。そのおかげでその日の夜のお酒はとてもおいしかったです。
Tさんから幸せにやっている話を聞けたこともよかったです。大送別会では、Hさん、Eさん、農学校同窓会参加者、同期生など、いろいろな方と夜遅くまで話ができたこと、ためになり、刺激になり、とても良かったです。
お世話していただいたWさん、Mさん、食事を用意していただいた方々始め、たくさんの方、ありがとうございました。毎日3食とも、とてもおいしかったです。方言や郷土料理にも魅力を感じました。Uさん、たくさんの写真ありがとうございます。嬉しかったです。接していただいたみなさん、みな生き生きとした表情でした。命の根源となる食物、安心安全な食物を作り、充実した生活を送られているからでしょう。
温かい言葉、現実的な厳しい言葉、とてもありがたかったです。私の人生の中でとても貴重な体験となりました。今後、農への関わりをさらに持ち、将来就農する際に活かしたいと思います。また今後とも高畠と関わりを持っていきたいと思います。
B:多くの農家の方が受け入れ、本当の体験をさせていただける今の形態が良いと思います。農学校
申し込みの際、入校生は農作業の希望を具体的にしておき、それを農学校側は取り入れてもらう
ようにするのが良いかと思います。今年は後期のみの参加でしたので、今後前期も参加したいと
思います。
東京都調布市 H・Hさん
A: 農家の仕事を見ること自体が初めてでしたが、普段私が食べている食物の安全性や、食物の有り難さというものを改めて感じました。「安全な食べ物」を育てるために、豊かで厳しい自然環境の中で農家の方たちが日々努力をしていることも感じましたし、需要する側も安いものや簡単に食べられるものに頼らずに、長期的に考えて安全な食べ物を選ぶことの重要性も学ぶことができました。
現在は東日本大震災の影響で放射能の風評被害もあり、東北地方で作られた農作物の需要が減少する中でどのように国内の農業自給率を維持していくのかということも考えさせられました。農業の知識もほとんどないまま農学校に参加したにも関わらず、農学校を通して関わった方たちから農業のことだけでなく様々なことを教えていただき、とても充実した時間が過ごせました。
B:農業にあまり知識のない人たちでも、農学校に参加することによって自分たちで食べ物を作ることや、普段手に取る食べものについて改めて考える機会ができると思います。
普段農業に触れることのない人たちの参加も増え、これからも、現代社会で重視されている「便利で手軽な視点」とは違った角度から生活を見直せる場であってほしいです。
神奈川県横浜市 Y・Kさん
B:うーん……提言とか…あんまりむずかしいことはわからないんですが…若い人には1度は高畠の風景の中に立ってほしいと思いますね。こういう風景を知らずに育った人には……。
人生の中でつらい時、めげそうな時、投げ出したくなった時、もうひとふんばりするためのつっかい棒のひとつが、あの里山と田んぼと畑と家のある風景だと思うんです。乱筆乱文すみません。
東京都板橋区 M・Kさん
A:農学校の4日間大変お世話になりありがとうございます。農家の皆さんや他の参加者の方からもお話を伺えて良かったです。
 農学校で印象的だったのは、お一人ごとにしっかりと自分の考えを持っていて、町としても有機農業への思いが共有されていることです。食事の時も農薬の危険性や、農薬散布に反対したときの思いなどを聞きました。講義を聞いていても思ったのは、私は有機農産物や、遺伝子組み換えでない食品を選んで買いますが、その裏には、壁に当たりながら続けられてきた有機農業運動があるのだとわかりました。
 普段の農作業でも、ぶどうの種をなくすための工程や、雪で幹が割れてしまうなど、あまり知らない話を聞くことができました。就農に関しては、稼げる手段なしにいきなり就農するのは難しいのだとわかりました。
農学校や農家さんで出していただいた食事も皆おいしかったです。あまり働いていないのにたくさんお料理をいただいて何だか申し訳なかったです。ありがとうございます。
高畠の田や畑は、都会にある市民農園とは違って、山々に抱かれているせいか、厳粛な美しさを感じました。
B:農家さんの販売経路をもう少し詳しく知りたかった(聞けば良かった)です。今は、各地で農業体験が広がっていますが、農作業を体験したり、食事を作って食べたり、交流を深めていろいろな気づきを得ることができるのは、とてもいいことだと思っています。また機会があれば参加したいです。
東京都調布市 M・Yさん
A:本当に貴重な体験をさせていただきました。普段、見たり聞いたりするだけでは知り得ない深いことまで、この体験を通して学ぶことができました。
2日間の農作業は正直つらかったです。でも、その苦労の分、おいしく体によい作物ができるんだなと思いました。幼い頃から都会に憧れて、上京しましたが、今回の体験で田舎が好きになりました。
B:私のような若者は多いと思います。都会に憧れて、いざとなると自然の厳しさに負けてしまう。自分の豊かな生活が送れることに対して何も感じていないような若者はたくさんいると思います。そんな人たちにこそ体験してほしいです。
 まほろばの里農学校では、空調の整った教室では学ぶことのできないことばかり学べます。長く続けていくことは難しいことも沢山あると思いますが、ぜひとも多くの方に農ある暮らしの素晴らしさを知ってもらいたいと思います。
横浜市神奈川区 Y・Hさん
A:私の体験先のTさん、Nさん、ありがとうございました。また大送別会で様々なアドバイスやためになるお話をしてくださった方々、この農学校を運営・サポートしている方々に。ありがとうございました。
 1日目は正直、体力が持つか、皆と仲良くなれるか不安でした。地元出身故に、何か押してはいけないボタンを押してしまいそうな気持ちで自由に動けなくなっていたのですが、開校式で「川西のどごや」と笑顔で話しかけていただいたとき、どれ程安心したか。それからのびのびいられました。
 作業は正直つらかったです。でも、奥さんたちは仕事をした上に、お昼の用意まで。お世話になっているのに、簡単でいいのに、何品も小皿にわざわざ。思いでのつまった米沢牛をぱっと来た初めて会う私たちに食べさせてくれる。信じられないほど優しくて、芯が強くて。お昼休みの時も、沢山のことを学べました。(Tさんの奥さん! 今度遊びに行きますね!またいろいろおしゃべりしたいです♪)
 私にとって置賜は、農業体験でつらかったからもう行かないという観光地ではありません。だからこそ作業だけでなく休み時間、ふとした会話の中のいろんな一つ一つが、流してはいけないこととして目について、勉強になりました。ありがとうございました。
B:有機農業だけでなく、高畠の人たちの歴史や性質がわかるようなプログラムを入れてほしかったです。新規就農者と参加者たちにその土地の歴史や心意を! 技術的なことに偏らず、先祖や代々が作り上げてきた歴史や心意が表出するところとしての農業あるいは高畠を強調してほしいです。
 運営側だけでなく参加者側が能動的に動くことが大事だと思います。農家にお邪魔させてもらって、ごはんをつくってもらって、新しい人とのつながりをつくってもらって……。何もかも“もらって”ばかりいるのではなく、やらなくても、動かなくてもいいところでいかに動けるか、動けるようになるか。“一度来た人がまた誰かをつれてくる”のも参加者です。コミュニケーションは、参加者の方がむしろ能動的になるべきだと思います。